小柴幹治

小柴幹治

バイオグラフィー

北海道函館市出身。画家を志して上京、青山学院を経て帝国美術学校洋画科に入るが、フランス映画に心酔して日本俳優学校に学ぶ。38年、新興キネマ東京撮影所に入社、11月の田中重雄監督「亜細亜の娘」でデビュー、40年の「家庭の秘密」で主演格となり、河津清三郎ら第一協団脱退後の新興現代劇で、都会的な男性美の二枚目として宇佐美淳、若原雅夫についで重きをなし、「晴れ姿」(40)、「白衣の天使」「北極光」(41)、「母よ歎く勿れ」(42)などに出演。42年、統合により大映に移籍、「維新の曲」(42)をはじめ「重慶から来た男」(43)、「ベンガルの嵐」(44)、「海の虎」(45)、「扉を開く女」(46)、まだ新人の折原啓子と組んだ「生活の樹」(47)や「幽霊塔」(48)に、やがて脇に回り、溝口健二監督「祇園囃子」(53)、「山椒大夫」(54)などにも出演。54年、東映に転じ三条雅也と改名してからは「里見八犬伝」(54)に始まる一連の時代劇シリーズに錦之助や千代之介らの敵役として登場、少年ファンの血をわかせる。58年に旧名に復し沢島忠の「一心太助・天下の一大事」(58)などに活躍するが、時代劇の退潮とともに出番も少なくなり67年フリー。その後はテレビを主とする。53年結婚。

で知られている: Acting

お誕生日: 1916-01-12

出生地: Hakodate, Hokkaido, Japan

としても知られている: 三条雅也, Masaya Sanjo, 三條雅也