ジャンヌ・ダルク (2023)
初舞台・清原果耶が新たなジャンヌ・ダルクを魅せる。長きにわたるイングランドとの百年戦争のさなかに、突如として現われフランスを救ったヒロインの短い生涯。 初舞台の清原果耶を主演に迎え、出演者総勢100人を超える圧巻のスケールで描く歴史スペクタクル!2010年初演、2014年再演に続く3度目の上演となる今回は、第45回日本アカデミー賞で最優秀助演女優賞に輝くなど確かな演技力を持つ清原果耶がジャンヌ・ダルク役を演じる。また、彼女の運命を握るフランス国王シャルル7世役を小関裕太が務めるほか、若手からベテランまで実力派俳優陣が集結。さらに、脚本・中島かずき、音楽・三宅純、演出・白井晃ら豪華クリエイター陣が、ジャンヌの聞いた“神の声”の神秘性をブルガリアン・ボイスで表わすなど、緻密で繊細な劇世界を作り上げる。 約600年前、イングランドとの百年戦争に疲弊したフランスに救世主のごとく現われ、2年後には火刑に処されたジャンヌ・ダルク。彼女はなぜ神の声を聞き、それを実現させることができたのか。また、国王や軍人はなぜ一介の羊飼いの娘の言動を認めたのか。ひとりの少女が、時代と政治に振り回されながらも自ら信じるものをつかみ取っていくまでの“生”に焦点を当てた人間ドラマが繰り広げられる。