劇団☆新感線『神州無頼街』 (2022)
福士蒼汰×宮野真守、初共演にして最強タッグが劇場を沸かせた快作!幕末を舞台に歌も踊りもフルスペックで描く猥雑で妖しい世界!これまで見たことない“いのうえ歌舞伎” 幕末、駿河国の清水湊。侠客・清水次郎長の快気祝いが料亭で開かれていた。他人の事情に口を出しては銭にする“口出し屋”の草臥(宮野真守)は、早速仕事を受け、次郎長の傷を治した町医者・秋津永流(福士蒼汰)を捜しに出て行く。程なくして料亭に現われた邪悪な侠客・身堂蛇蝎(髙嶋政宏)、妻・麗波(松雪泰子)、息子・ 凶介(木村了)、娘・揚羽(清水葉月)。蛇蝎はサソリで奇襲を仕掛けると、もがき苦しむ宴席の親分衆を尻目に姿を消す。そこへ駆け付け、毒消しで次郎長らを救う永流。 一方、辺りを調べていた草臥は昔なじみとうり二つの凶介に出くわすが、凶介からは覚えがないと言われる。毒蟲(どくむし)を使う侠客、昔なじみに似た男……。謎に満ちた身堂一家を探るため、永流と草臥は彼らの根城がある富士の裾野の“無頼の宿”へ向かう。